発酵つながり

もやしもん」冒頭のアザラシの漬け物「キビヤック」を見て思ったのだが、かつて「すしの本」を読んだ俺としては、これはむしろ「アザラシの熟れ鮨」ではないかと思ったり。(熟れ鮨は必ずしも米を使うとは限らない)
鮨の元祖たる「熟れ鮨」はどうしようもなく発酵食品なのだが、はたして「もやしもん」では登場するのだろうか。
ちなみに「すしの本」は鮨の歴史にかなりのページを割いているため、必然的に熟れ鮨についても、かなりたくさん説明している。ただし化学的・生化学的・菌類的な説明は少ないが。そのかわり歴史的・地理的観点からの説明は非常に充実している。中国の歴史に見る鮨とか、東南アジアの鮨とか……。
とはいえ、発酵食品なんて星の数ほどあるからなー。てゆーか、保存食を作ろうと思ったら半数以上は発酵食品になっちまうんじゃないのか?