2011年8月28日の風景(その2)

昨日の続き。

越喜来小学校付近、浦浜川に架かっている橋(名前知らん)。かなり脆くなっているので通行止め状態。ここより川下にも橋はあるが、橋そのものの一部が崩落していたり、橋の根本の道路が崩壊していたりする。そのため平田橋より川下では浦浜川によって地域が分断された状態になっている。以前はこの付近には民家が密集し、リカーショップやスーパーマーケットやアパートなどもあったが、全部無くなった。どんな景色だったか、もううろ覚えの記憶でしか思い出せないよ。

さっきの橋から海岸方向。誰が立てたか、日の丸と鯉のぼり。水門左右にあった堤防が無くなったため、この位置でも波の音がよく聞こえる。

カモメ多いよ、カモメ。写真では分からないが、波がけっこう川の奥まで侵入してくるのが見える。

川とは反対側から水音がするので見てみたら、波が押し寄せるたびに土管から水が……。



水門近くの上り坂手前。コンクリートの路面を覆った砂と土埃が、混ざって固まっている。ほとんど誰も通らないんだろうな、やっぱり。

水門手前の橋。川向こうの橋(って落ちちゃってるが)の根本、カドになってる部分の濡れ方がすごい。ぶつかった波が跳ね上がったんだと思うが……

水門横から泊地区方向。ずいぶん海が入ってきている。ペイントツールで以前堤防があったはずの位置に線引っぱってみようかと思ったんだが、似たような画像をアップすると元画像が上書きされてしまうので断念。

水門から漁港方向。こっちもかなり海が侵入している。つか波しぶきここまで飛んでくるんですけど。こええ。

半円錐の階段は裾付近が海に浸かっている状態。以前はこの階段から十数メートルくらい砂浜だったのに。

山と空は変わらんな……



ずーっと道を戻ってきて、平田橋を渡って中央公民館へ。内部はざっと片付けたようだが、もちろん使用できる状態ではない。まだ。建物自体は大丈夫なのかな。大丈夫なら大丈夫だな。大丈夫なら内装し直してまた使えるようになるだろうな。

公民館前から市役所(越喜来支所)の背面をズーム撮影。2階は窓ガラス等ほとんど無傷。中がどうなってるかは分からんが。



震災直後に撮った写真もたくさんあるが、そっちはまた別の機会に上げよう。既出とかは考えない。