2011年8月28日の風景(その1)

晴れてたので付近を歩き回りつつ、写真を撮って来たので上げてみる。

まずは所通い(県道9号線沿い)付近から、平田ガス(現在は2階に葛西理容店も)と、その隣の民家。家が残っているのはここまでで、これより下は、被災家屋や瓦礫はほぼすべて撤去され、更地になっている。



県道9号線と浦浜川に挟まれた3角形の地域は、以前はすべて民家や店舗(飲食店や理容店など)だった。現在は更地になった上、一部はゲートボール場などになっている。ゲートボール場から道路を挟んだ反対側には自販機が設置されている。

地名は「越喜来(オキライ)」というネタ。

ゲートボール場。

道路向かいの自販機。付近の店舗が全滅しているので重宝されてるかも。

襖を利用した看板。



平田橋から市役所(越喜来支所)方向。

平田橋から海岸方向。

浦浜川には瓦礫等を詰めたと思われる袋が多数。

浦浜川の右側にある道路。以前はちゃんとアスファルト舗装されていたが、現在は瓦礫撤去などの作業を行う車両しか通行しないせいか、土埃に覆われたまま。道路両側の民家は全て流失、もしくは撤去された。現在では三陸郵便局と、正面に写っている越喜来小学校校舎&体育館しか残っていない。

現在の三陸郵便局の外観。

割れたガラスが、まだそのまま残っている。

郵便局左側。以前は田んぼだったが、津波で瓦礫と海砂にまみれてしまった。にもかかわらず、この植物の繁茂ぶり。

しかし道路の反対側は瓦礫撤去の車両が出入りするせいか、植物は生えていない。

郵便局の道路を挟んでちょうど反対側付近。放置されたガスボンベが転がっている。ひと夏をよく無事に……っつーか、誰か撤去してあげて >_<



越喜来小学校校舎。屋根に草が生え始めている。

体育館(左)と校舎(右)。校庭は瓦礫置き場になっているが、こちら側からは入れる状態でない。

越喜来小学校から道路を挟んで反対側。背景右の白っぽい建物は市役所越喜来支所。木板が立っていたので一瞬どきりとしたが、所在地を告げる伝言板だった。



まだ写真たくさんあるんだが、残りはまた後で上げよう。